ねぇ、ぱんだちゃん。
雇用保険料率は業種によって異なっているよね。
この業種って、それぞれ具体的にどんなものなの?
業種には、「一般の事業」、「農林水産業:清酒製造業」、「建設業」の
3つの種類があるよね。
うんうん。
「建設業」は、そのものズバリだ。
土木や建築、建設、改造や解体などに関する事業の会社のことだね。
「農林水産業:清酒製造業」は、農業とか林業、水産業、それに
清酒製造業ってことかな?
そうだね。具体的にいうと、植物栽培とか採取、伐採、動物の飼育、
養殖事業、畜産、養蚕あたりだね。
うーん。じゃあ、「一般の事業」っていうのは?
建設業、農林水産業、清酒製造業以外のその他の事業が、
すべて「一般の事業」に該当するんだ。
なるほどね。
「建設業」と「農林水産業:清酒製造業」が「一般の事業」と比べて
雇用保険料率が高いのは、どうしてだったっけ?
業種による雇用上のリスクによるものだね。
業種による雇用上のリスクによるものだね。
例えば建設業は事故などが発生する率が高い。
農林水産や清酒製造業は、繁忙期と閑散期の差が激しいことから
失業率が高いといわれているみたいだよ。
確かに、業種によって安定度や危険度は異なるよね。